- 実習中で寝れないのがつらい
- 実習中に寝れないのはおかしい?
- 睡眠不足すぎて疲れた
看護学生だったら、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。
実習中の看護学生や助産学生はいつも睡眠不足です。
実習中は3時間睡眠がつづくのも当たり前なので、寝れないことがつらいという学生さんは少なくありません。
この記事では、看護師・助産師であるわたし自身の経験も振り返りながら、実習中の看護学生が寝れない原因や睡眠不足のときの対処法を具体的に解説します。
- 実習中の看護学生の平均睡眠時間
- 看護学生が実習中に寝れない原因
- 実習中の睡眠時間を増やす方法
- どうしても睡眠不足でつらいときの対処法

経験談をもとに解説!
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実習中の看護学生の平均睡眠時間は?


さまざまな研究によると、実習中の看護学生の睡眠時間は平均5〜6時間だそうです。
しかし、これは全ての実習における結果です。
実際は実習科目によって大きく睡眠時間が変わるため、体感とかけ離れていると感じる看護学生が多いのではないかと思います。



毎日3時間しか寝れない実習もあれば、8時間寝れた実習もあったよ。
また、実習中はさまざまな不安やストレスから睡眠の質が下がりがちになるため、実際の睡眠時間以上に体がしんどいと感じるかもしれません。
たまに大変な実習でも5〜6時間寝れていたり、バイトをしながら実習をしていたという強者もいますが少数派です。
看護実習で寝れない原因


看護学生が、実習中に睡眠不足になる原因は主に3つです。
実習記録
看護学生が実習中に寝れないのは、ほとんど実習記録のせいだといえます。
実習記録の形式は学校ごとに異なりますが、主に次のような種類があります。
- 行動計画
- アセスメント
- 病態関連図
- 看護計画
- ケアの手順書
- カンファレンス記録
- 実習レポート
これだけたくさんの種類の記録があります。
最近は患者さんの入院期間が短くなってきているので、1回の実習で何人もの患者さんを受け持つことも少なくありません。
最初の受け持ち患者さんが退院したら、次にまた新しい患者さんを受け持ち、それぞれの記録を書かなければいけないので膨大な記録量が必要になります。
また、看護学生のときは病院実習で初めて知ることも多く、記録を書き出すまでに時間がかかることもよくあります。
さらに今だに実習記録は手書きのみという学校もまだ多くあります。
手書きの場合は考えていることを文章に起こす作業にとても時間がかかります。
なるべく記録を早くおわらせたいと思う人は、iPadや電子書籍などのツールを使って調べものをする時間を減らしていく必要があります。
ストレスがたまっている
看護学生は慣れない環境で緊張しながら毎日実習をしています。
そのため、いざ寝る時間になっても明日の実習のことを考えてしまって、寝つけなかったり途中で起きてしまったりすることもあります。



わたしも実習中は悪夢ばかり見てたよ
また実習中は強いストレスにさらされているため、家に帰ってからはSNSを見たりインターネットサーフィンをしたりして、つい誘惑に負けてダラダラしてしまうことも少なくありません。
実習への行き帰りに時間がかかる
全ての看護学生が家の近くの病院で実習できるとは限りません。
実習病院がいくつかあったとしても、自分では選べないことがほとんどです。
実習先が遠いと通うのに時間がかかって睡眠時間が短くなる要因になります。



往復3時間かかっていた子もいたよ…
実習病院の近くにお部屋を借りる人もいますが、お金もかかるのであまり現実的な解決策ではありません。
バイトをしている
実習中にバイトをしていると寝れない原因になります。
そもそも看護実習中のバイトはおすすめできません。
看護実習は普通にこなしていても睡眠時間が3時間くらいになることもあるくらいハードなものです。
たとえ週末だけだとしても貴重なまとまった睡眠時間とリフレッシュの時間を潰してしまうことになります。
やむを得ない場合以外はバイト先に事情を説明して休暇をもらいましょう。
助産実習で寝れない原因


助産学生の実習は、看護学生の実習よりハードで寝れないことが多いとよくいわれます。
しかし実際は日によってのムラが大きく、よく寝れる日は10時間ほど寝れたこともありました。
助産実習についてはこちらの記事で詳しく解説しています。


看護学生が実習中に寝れないのはおかしい?


実習中の看護学生は2〜3時間睡眠がつづくことも少なくありません。
わたしも実習中はよく「実習中だからってこんなに寝れないのはおかしいんじゃない!?」とよく思っていました。



仕組みを改善してほしいよね
看護師や教員の中には、看護師になる人なら当たり前にやらなければならないこと、と考える人もいるようですが、わたしはそうは思いません。
看護学生もひとりの人間です。
睡眠不足だと集中力が下がって学習効率が落ちたりミスをしやすくなったりするので、毎日しっかり寝て実習できるのが理想だと思います。
しかし今の実習カリキュラムでは看護学生の睡眠時間を確保しながら実習するのは困難なのが現実です。
看護学生がなるべく睡眠時間を確保しながら実習できるような取り組みをはじめている学校もあるようなので、今後に期待していきましょう。
寝れない毎日がつづくと苛立つかもしれませんが、睡眠時間を増やす工夫をするのが1番の解決策です。



具体策は次に紹介するよ!
看護学生が実習中の睡眠時間を増やす方法7つ


看護学生が実習中の睡眠時間を増やすのに大事なのは、次の2つです。
- 無駄な時間をなるべく減らす
- 効率よく記録をやる
ここでは具体策について解説していきます。
やるべきことを整理して予定をたてる
いつ何をするか決めておくことで、無駄な時間を減らすことができます。
実習をうまく乗り切るために、時間管理能力はとても重要です。
実習がおわったら、明日の実習に行く前にやることを優先度が高い順に書き出しましょう。
この時、何時から何時までにやるのか書くのもポイントです。
私はこんな感じで、メモに書き出していました。


予定を立てるのにはコツがあります。



要チェックだよ!
- 家に着く前におわらせる
- 最短の時間を設定する
- 完璧な記録を完成させるための時間を想定しない
- 余暇の時間も入れる
家に帰るとつい安心して無駄な時間を過ごしてしまいがちなので、計画は家に帰る前にたてることをおすすめします。
また帰宅してからの予定をあらかじめ決めておけば、余暇の時間も取りながらしっかり記録の時間も確保できます。
毎日慣れない環境で緊張して実習をしているので、余暇の時間でストレス発散したりリラックスしたりすることも大切です。
実習中の余暇はお家で楽しめるものがおすすめ。
例えばKindle Unlimited
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すべての記録をバランスよくやる
実習記録はバランスよく取り組むことが大切です。
例えば、アセスメントだけを突き詰めてやって、看護計画や手順書に手がつけられないと次の日の実習が成立しません。
すべての記録をバランスよくやるためには、予定時間を超えないように取り組むことが必要です。
もし満足できなくてもあらかじめ決めた時間の範囲内で一旦おわらせて、次のことに進みましょう。
やり残した部分は余った時間に補足していくようにしましょう。
参考書を上手く活用
実習記録を効率よく行うには、いい参考書や本を用意するのが大事です。
睡眠時間を確保するために効率よくできるかどうかは、いい参考書を持っているかどうかにかかっていると言っても過言ではありません
実習記録に必要な情報が詳しく書いてある参考書を用意して、そこに受け持ち患者さんの個別性を入れたら記録が完成します。
これから行く実習に向けて用意するなら、すでにその領域の実習に行った友達や先輩に実習で使える本を聞いて準備するといいでしょう。
中でも看護雑誌は教科書には載っていないような現場で使えることがたくさん書いてあるのでおすすめです。
今、実習中という方は、学校の図書館や電子書籍サイトで患者さんの疾患について書いてある参考書を探しましょう。
ただし実習期間はたくさんの人が本を借りるので図書館には人気の本がないこともあります。
実習中の記録を効率的にしたいなら、ネットで電子書籍を買うのが確実です。



電子書籍なら紙より安いこともあるよ!
看護学生が記録で使える電子書籍サービスはこちらで詳しく解説しています。


友達に相談
実習記録をしていて教科書や参考書で調べてわからないことがあったときや記録の書き方がわからないときは、一緒に実習に行っている友達に相談しましょう。
同じ環境でがんばっている友達にしか分かり合えない悩みもあると思います。
パンフレットづくりはしない
患者さんの指導のためにパンフレットを手作りして渡すのは看護実習でよくあります。
受け持ち患者さんにとってパンフレットをつくって説明することが最適ならいいですが、パンフレットづくりは自己満足になりやすいことを心に留めておく必要があります。



しかもすごい時間かかるよね
実際パンフレット作りに懲りすぎて、全然寝てないし実習記録も全然できてないという友人を何人もいました。
パンフレット作りを先生に勧められる人も多いかと思います。
しかしそのほとんどは、一人の患者さんに時間をかけられる看護学生だからできることをやってほしい、という理由です。
パンフレットづくりに力を入れすぎて実習記録が手薄になるのは本末転倒なので、記録によっぽど余裕がある以外はやめた方がいいと思います。
スキマ時間に記録をする
実習中に睡眠時間を増やしたいなら、すきま時間を上手に使う必要があります。
ちょっとした時間で記録を進めておけば、家に帰ってから記録を書く時間を減らせます。
- お昼休憩
- 受け持ち患者さんのケアがなく待機している時間
- 実習の行き帰り
メモ帳を整理したり実習記録の内容を箇条書きにしておくだけでも十分な効果があります。



実習中は1分1秒が貴重だよ
ただし公共機関で実習に通っている人は個人情報の漏洩に十分な注意が必要です。
看護学生の実習で個人情報を扱うので、原則として公共の場所で実習記録を書くのは禁止されています。
電車やバスなどの移動時間は、頭を整理したり寝たりするがいいでしょう。
実習以外のことをなるべくしない
実習中の睡眠時間を増やすためには、なるべく実習のことだけに集中することが大切です。
一人暮らしの場合と実家暮らし、それぞれの場合で、睡眠時間を増やすためにできることを紹介します。
ひとり暮らしの場合:家事の時間を短縮
一人暮らしだと実習中でも自分でやらなければならないことがたくさんあります。
実習中の家事はなるべく時短できるように工夫するのがおすすめです。
具体的には次のようなことができます。
- インスタント食品や冷凍食品をまとめ買いする
- 実習中の食事は温めて食べるだけにする
- 使う食器をなるべく減らす
- お昼ごはんは病院のコンビニで買う
- 実習用の靴下を5日以上用意しておく
- 実習に行くときの服装を何種類かで決めてしまう



いろんな工夫ができるよ
実家暮らしの場合:食事やお風呂の時間を伝えておく
実家で暮らしている人は、自分が何時に何をしておきたいのか家族に伝えておきましょう。
実習中に自分がいつもと違う生活をしていても、家族は普段通りの生活リズムで過ごしています。
例えば「先に寝てから記録をするタイプなのに、実習から帰ってきて寝ていたらご飯だからと起こされた」などはよくあるエピソードです。
あらかじめ自分のスケジュールを伝えておくと家族の協力を得られやすいでしょう。
睡眠不足でつらいときの対処法6つ


実習中の看護学生や助産学生が寝れないのは、もはや通常モードです。
しかし長続きすると心も体もしんどくなってきてしまいます。
ここでは睡眠不足がつづいて辛いときに試してほしい対処法をご紹介します。
自分に合ったスタイルで睡眠をとる
睡眠時間が短くなってしまう実習中は、自分に合った睡眠方法を実践するのがおすすめです。
必ずしも実習記録をすべてやってから寝ないといけないわけではありません。
先に寝てから深夜に起きて記録をしたり、途中で少しずつ睡眠時間を挟んで記録を進めるなど、いろいろなスタイルがあります。



わたしは先に寝る派だったよ
朝型の人もいれば夜型の人もいるので、あなたが最も効率よく記録できるスタイルを探しましょう。
睡眠の質を上げる
少ない睡眠時間でも睡眠の質を上げることができればカラダもかなり楽になります。
次のようなことを取り入れてみるといいでしょう。
- ぬるめのお湯につかって身体をリラックスさせる
- 寝る前に温かい飲み物を飲む
- 起きてからやること・明日の実習でやることを書き出す
- リラックスできる音楽を聴く
個人的にはホットアイマスクがおすすめです。
リラックスできる香りがしてじわーっと温めてくれるので、どんな時でもすぐ寝落ちできます。



看護師の仮眠人気アイテム!
実習の行き帰りの時間で寝る
まとまった睡眠時間が取れなくても合間で少しでも寝ることができれば少しは辛さを軽減できます。
実習先が遠く自宅と病院の行き帰りに時間がかかる場合は、移動時間を睡眠に充てるのもいいでしょう。
ただし乗り過ごしには要注意です。
仮眠をとる
やることがたくさんあるのに眠くてどうしようもないときは、時間を決めてしっかりアラームをかけた上で仮眠をとりましょう。
眠気を必死に我慢しながら記録をしても、時間がかかってしまうだけです。
眠すぎるときは一旦寝るのが1番良い方法です。



アラームだけは絶対つけてね!
栄養ドリンク・カフェインに頼る
やることがあってどうしても寝れないときはカフェインで目を覚ます方法もあります。



カフェインはもはや相棒だね
- コーヒー
- お茶
- エナジードリンク
- チョコレート
また実習期間中はゆっくりとした食事の時間が取れないことも多く栄養バランスが乱れがちです。
栄養が偏るとカラダが不調になることもあるので、栄養ドリンクや栄養サプリメントも上手に活用するといいでしょう。
ちなみにわたしはこのチョコラBBをストックしてひたすら飲んでいました。
週末にしっかり寝る
実習に行っている平日はどうしても睡眠時間が短くなりがちなので、週末はしっかり寝るように心がけましょう。
実習記録もあると思いますが、週末はよく食べてしっかり身体を休めて次の週からの実習に疲労を持ち越さないようにすることが大切です。
週末に思いっきり寝ることでストレス発散にもなります。
看護実習で寝れないに関してよくある質問
- 看護実習中に寝てしまったらどうなる?
-
実習指導者や教員の判断によりますが、実習に落ちる可能性があります。
睡眠不足で眠くなってしまうのはよくあることですが、看護学生としての危機感や緊張感が足りないと判断されてしまうかもしれません。
- 看護実習で倒れないようにするには?
-
少しでも体調に異変があったら、その場で座って休みましょう。
看護学生が実習中に倒れる原因には、寝不足や貧血、脱水、ショック、緊張などがあります。
- 実習中の看護学生の睡眠時間は?
-
さまざまな研究によると平均5〜6時間だとされています。
しかし実習科目によっては3時間ほどしか寝れないこともよくあります。
まとめ
この記事では、実習中の看護学生が睡眠時間を少しでも増やすための方法や睡眠不足でつらいときの対処方法を解説しました。
寝れない毎日がつづくのはつらいかもしれません。
でもあなたが睡眠不足になりながら患者さんのことを一生懸命考えていることはみんなに伝わっているはずです。
看護実習はいつか必ずおわるので、実習がおわったらたっぷり寝ましょう!
今回の記事が、何か参考になればうれしいです。
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