- 志望動機を考えるのにおすすめの本は?
- 小論文対策ってどんな本を読んだらいいの?
- 助産師の仕事について詳しく知りたい!
- 助産師が書いた本を探してる!
助産師になりたい高校生の中には、こんなお悩みをかかえている人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は助産師のうめこが助産師になりたい高校生におすすめな本を10冊紹介していきます!
では、おすすめ順に紹介していきます→
助産師になりたい高校生におすすめな本10冊
安全なお産、安心なお産 「つながり」で築く、壊れない医療
おすすめ度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★★
小論文や面接対策に、1番おすすめの本!!
『ハイリスク妊娠、早産、帝王切開の増加、パンク寸前のNICU…』
日本の妊娠・出産・育児の歴史、現状や課題について詳しく知ることができます
大丈夫やで〜ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし〜
おすすめ度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★★
著者は、助産師として70年近く活躍されている坂本フジヱさんです
妊娠さんや育児中のパパママ向けですが、自然分娩に関わる助産師がどんなことをどのように考えているのか知ることができます
自分が妊娠・出産した時に手に置いておきたいと思う本で、助産師という以前に、ひとりの女性として、学ぶことがたくさんあります
優しく語りかけてくれるようで、読んでいて心地がよくなります♪
いのちの伴走者として生きる−〈医療〉を天職にした、若きプロフェッショナルたち−
おすすめ度 ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
看護師、助産師、作業療法士、理学療法士のプロフェッショナルを紹介した本です
看護師や助産師の方のインタビューでは、学生時代の実習についても触れられています
- 助産師になるまでの過程
- 助産師の仕事
- 助産師はどんなことにやりがいを感じているのか
- 出産や育児と仕事をどう両立しているのか
などを知ることができます
インタビュー形式なので、スラスラと読めます
命によりそうということ
おすすめ度 ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
著者の神谷整子さんは、2000年10月に、東京都北区に「みづき助産院」開院し、入院助産および出張助産を扱いながら、地域の母子保健業務に関わっています
本の構成は以下の通りです
- 第1章:妊娠、出産期に知っておきたいこと
- 第2章:子育てを楽しむための知恵
- 第3章:自然分娩のすすめ
全体的には、妊婦さんや育児中のパパママに向けた内容になっていますが、助産師を目指す高校生でも内容は理解できます
第1・2章では、悩みをもつ妊婦さんやパパママにどう関わればいいのか
第3章では、助産師という仕事、今の社会に助産師がどう求められているか
ということを知ることができます
誕生死
おすすめ度 ★★★☆☆
読みやすさ ★★★★★
死産・流産・新生児死亡で我が子を亡くした、父親や母親が体験談を綴った本です
助産師の仕事は、新しい命の誕生に関わる仕事のイメージが強いでしょう
医療の発達により日本における母子の死亡率は低いですが、それでも、何らかの原因でお腹の中で亡くなる赤ちゃん、生まれてから長く生きられなかった赤ちゃんもいて、そういった方々の、処置や出産に立ち会い寄り添うことも助産師の仕事です
死産や流産、新生児死亡を経験した方が抱いている思いや医療者に求めていることを知り、私たちができることは何かを考えてみましょう
子宮力
おすすめ度 ★★★☆☆
読みやすさ ★★★★☆
著者である進 純郎は、この本を よいお産に取り組むための『やさしい参考書』 と紹介し、女性が本来もっている「子宮力」を用いて、女性主体の自然なお産をするためにできることを、科学的にわかりやすく解説しています
助産師や助産師を目指す人だけでなく、これから出産の機会があるであろう女性に向けて書かれている本なので、専門用語があっても読みやすくなっています
助産力
おすすめ度 ★★★☆☆
読みやすさ ★★★☆☆
日本助産師会会長の岡本喜代子と、産婦人科医師の進純郎が共同で執筆した本です
豊富なキャリアがある方のお話を聞く機会は、なかなかありません
「助産とは何か」や「助産師の使命」などこの本を通してお二人の考えをのぞいてみましょう
特に、はじめに と 第I章 は、助産師を目指す高校生にぜひ読んでいただきたい内容です
産後ケア 完全解読本
おすすめ度 ★★★☆☆
読みやすさ ★★☆☆☆
助産師と聞いて、どのような姿を思い浮かべますか?
妊婦健診や分娩の介助も重要な役割ですが、それだけではありません
核家族の増加や女性の社会進出が進む現代、“これから生まれる子どもたちに幸せな未来をつくっていくために、女性が妊娠中から出産後まで安心して過ごせるようにするために”、助産師が出産の場面だけではなく、その前後の段階で関わることが重要視されるようになってきました
この本は、全6章で構成されており、助産師、国会議員、企業など様々な立場から、「産後ケアとは何か」、「そもそもなぜ今産後ケアが重要視されているのか」、「産後ケアの現状」などを伝えています
以下の章は、高校生でも理解しやすいと思うので、この部分だけでも読んでみてください
- 第1章「産後ケア」とはなにか
- 第2章「産後ケア」をとりまく現状
- 第5章「産後ケア」施設の実際
赤ちゃんの死へのまなざし–両親の体験談から学ぶ周産期のグリーフケア
おすすめ度 ★★☆☆☆
読みやすさ ★★★★☆
待望の第一子を予定日直前に死産されたご夫婦が、“その時の経過・悲しい思い・死産後の日々・医療者へ求めること” を丁寧に綴った本です
流産や死産の場面は、医療者もつらく悲しい思いをします
- 死産する母親を目の前にどんな言葉をかけたらいいのか?
- 悲しむ両親にどう対応すべきか?
明確な答えがないとき、赤ちゃんとご家族によりよいケアをするためには、マニュアル通りにしているだけでは不十分です
この本では、マニュアル通りでない周産期のグリーフケアについて考えることができます
選べなかった命〜出生前診断の誤診で生まれた子〜
おすすめ度 ★★☆☆☆
読みやすさ ★★★☆☆
助産師は、生命の誕生に深く関わる仕事です
そのため時には、中絶の処置や中絶する女性や、障害や何らかの病気をもつ新生児の看護に関わることもあります
この本では、『出生前診断で“異常なし”と伝えられたのに、生まれてきた子はダウン症だったことから、夫婦が誤診した医師と医院を相手に裁判をおこした』というノンフィクションがベースとなっています。
- ダウン症とわかっていれば、中絶していたかもしれない夫婦
- ダウン症の子どもを産み里子に出した母親
- 出生前診断に関わる医者や助産師
- ダウン症の当事者
といった、様々な視点から出生前診断について知ることができます
まとめ

今回は、助産師になりたい高校生におすすめな本を10冊ご紹介しました
小論文や面接対策にも活用できます
ぜひ、読んでみてくださいね♪
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