- 国家試験っていつからはじめたらいい?
- どんな勉強をしたらいい?
- おすすめの勉強法は?
看護師や助産師を目指すみなさんにとって、国家試験は大きなイベント
こんなお悩みがある看護学生さんも多いのではないでしょうか
そこで今回は、国家試験まで1年以上ある看護学生(大学1〜2年生、専門学校1年生)に向けて、国家試験の勉強方法を解説していきます
結論
- 今すぐはじめよう!
- 低学年は、日々の講義や演習、テスト勉強、模試の解き直しをしよう!
- その時に覚える、インプットアウトプットを繰り返すことがポイント!
- 模試の見直しでは必修問題を確実にしよう!
はじめに
現役助産師の うめこ といいます
看護師と助産師の国家試験をダブル受験し合格した経験があります
大学4年次に助産課程を選択していたので、受験前に看護師国試の勉強はほぼできなかったのですが、結果は余裕で合格!!
今回は、そんな私が実際に学生時代に行っていたおすすめの勉強法をご紹介します
*注意事項*
この記事で紹介するのは、低学年向けの看護師国家試験の勉強法です
もうすぐ受験を控えているという方にはあまり向いていませんのでご承知おきください
4年制大学で助産師課程を考えている方には参考になるかと思います
看護師国家試験の勉強はいつからはじめる?
結論を先にいうと、今すぐです
はじめるのが早いほど、のちのち自分が楽になることは間違いなしです
「まだ実習に行ってないし、何したらいいかわからない!」と思ったかもしれませんが
国家試験の勉強は、試験合格のための特別な勉強ではありません
学校の授業の延長で、看護師や助産師になるために必要な最低限の知識を問うのが国家試験です
なので、国家試験までまだ時間がある”今”からはじめましょう
どんな勉強をしたらいい?
低学年のうちから取り組んでおくと良いのは以下の3つです
- 日々の講義や演習
- テスト勉強
- 模試の解き直し
それぞれの具体的な方法と、勉強する際のポイントを解説します
日々の講義や演習
講義や演習で、重要なポイントはその時に覚えてしまいましょう!
看護の学校では、覚えることがかなりたくさんあります
国試の前になって、何年前かに習ったことを覚え直すのは意外に大変なことです
「どうせ今覚えてもまた忘れるでしょ?」と思うかもしれませんが、新しいことを覚えるのと1度しっかり覚えたことを覚え直すのでは、記憶の残り方が全然ちがいます!
「重要なポイントがわからない」という方は、このようなところが重要ポイントだと思ってください
- プリントで赤字や太字になっているところ
- 先生が強調して話していたところ
- 授業内でのミニテストなどで出題されたところ
テスト勉強
学校の先生は国試で出るポイントを知っているので、国試に出る箇所がテストの問題になっていることも多いです
つまり、『テストで出そうなところ』=『国試で出そうなところ』です
もうひとつ、時間をかけて取り組むことも大切です
テスト前にあせって覚えて、テスト後にはもう忘れた!なんてことありますよね?
短時間のインプットは、すぐに忘れてしまいます
記憶の定着のために、インプットしたら数日後にアウトプットして、時間をかけてインプットとアウトプットを繰り返しましょう
模試の解き直し
『模試の解き直しを制するものは、国家試験を制す』と言っても過言ではないほど、模試の解き直しは重要です
模試の解き直しにおいて、重要なポイント3つです
- 次の模試までに
- 必修問題は全問正解できるまで
- 必修問題は全ての選択肢を理解できるまで
結果が返ってきたら、次の模試までに見直しをすることで、着々と模試の点数を上げていくことができます
必修問題は看護師として知っておくべき重要な知識を問う問題で、他の問題のベースの知識となります
また、なんといっても、看護師国家試験では必修問題を8割以上正解しないと不合格になってしまうので、模試の解き直しでも必修問題に力を入れる必要があります
次に、具体的な解き直しのステップを紹介します
ステップ①:必修問題の解説を理解する
まず、必修問題の解き直しからはじめましょう
正解した問題も全ての解説を読んで、正解でない選択肢のどこが間違っているのか理解することが大切です
もし、解説でわからない言葉があったら、教科書を振り返って調べましょう
ステップ②:必修問題をひと通り解きなおす
必修問題の全ての選択肢について理解できたら、もう一度解いてみましょう
もう一度解いてみることで、理解できていたつもりだったところがわかります
ステップ③:一般問題・状況設定問題を理解する
必修問題をひと通り理解できたら、次に一般問題・状況問題を振り返ります
まちがえた問題➡︎全体の正答率が高い問題で順番でやるのがポイントです
看護師国家試験の一般問題と状況設定問題の合格ラインは、受験者の点数によってボダーラインが変動します
この点から考えて、自分と同じ学年のほとんどの人が正解できて自分が正解できなかった問題をできるようにするのは重要であるといえます
まとめ
今回は、国家試験まで1年以上ある低学年向けに、おすすめの看護師国家試験の勉強法を解説しました
日々の積み重ねは、必ず未来の自分に役立ちます
今から、できることをはじめてみましょう!
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