- 助産学生におすすめの参考書は?
- 新人助産師におすすめの参考書は?
- 本当に良い参考書を知りたい!
- 助産師になっても使える参考書は?
看護師の参考書に比べると助産の参考書についての情報は少なめです。
そこでこの記事では助産師のわたしがこれまでに使って良かったと思う助産の勉強に役立つ参考書を6冊ご紹介します。
助産学生さんの実習や演習、新人看護師さんの勉強に、ぜひ役立ててみてください。
本当に使えるものだけ
選んで紹介するよ!
\ 読書が苦手な人はこっちがおすすめ! /
助産師の勉強におすすめの参考書
助産の勉強をするなら「ペリネイタルケア」や「with NEO」といった医療雑誌を選ぶのがおすすめです。
医療雑誌には生理学から実践的な手技やケア、具体的な事例まで載っているため一般の参考書よりも使える内容が多くなっています。
ここでは医療雑誌を含めたおすすめ参考書をご紹介します。
おすすめの医療雑誌も
紹介しているよ!
今日の助産
これされあれば何とかなる!といえるくらい助産師や新人助産師であれば持っておきたい1冊です。
「今日の助産」では次のような助産ケアを行うまでの一連の過程がひと目でわかるようになっています。
- どのようなデータ・情報をとるか
- アセスメントのポイントやコツや根拠は何か
- 導き出される助産診断の例
- 助産診断に基づく助産ケアの例とポイント
- 助産ケアの評価
国語辞典くらいの厚さがありお値段も張ります。
しかし助産師になってもずっと使える参考書なので買って損はありません。
長く使える良書だよ!
マタニティ診断ガイドブック
妊娠期、分娩期、産褥期、新生児の助産診断にとても役立ちます。
次のような助産診断に必要な情報もまとまっています。
- ビショップスコア
- フリードマン曲線
ポケットサイズで持ち歩きできるので助産学生の実習や臨床でも活用しやすいでしょう。
まとめノートがわりにもなる!
助産師のためのフィジカルイグザミネーション
レオポルド触診法や超音波検査など助産師に必要なフィジカルイグザミネーション(診察)について詳しく書かれた1冊です。
本書の内容は次のとおりです。
- 序章:フィジカルイグザミネーションの基本
- 第1章:妊娠期のフィジカルイグザミネーション
- 第2章:超音波診断装置によるフィジカルイグザミネーション
- 第3章:分娩期のフィジカルイグザミネーション
- 第4章:産褥期のフィジカルイグザミネーション
- 第5章:助産師が知っておきたい異常
- 第6章:新生児のフィジカルイグザミネーション
- 第7章:周産期のウィメンズヘルス
正常な経過から逸脱した場合のフィジカルイグザミネーションやハイリスク妊産褥婦への対応についても学ぶことができます。
教科書+αとしておすすめ!
乳房ケア・母乳育児支援のすべて
乳房ケアや母乳育児支援は経験を重ねることで身につく部分が大きい分野です。
- 乳房の解剖と生理
- 乳房トラブルへの対応
- 乳管開通法
- 母乳と薬
- 桶谷式乳房手技 など
本書では実践的な乳房ケア・母乳育児支援の方法を写真を使いながら解説しているため、助産学生や新人助産師でも理解しやすくなっています。
根拠から理解できる!
お母さんと赤ちゃんの生理とフィジカルアセスメント
助産学生や新人助産師が知っておくべきお母さんと赤ちゃんの生理とフィリカルアセスメントを学べるペリネイタルケアの増刊号です。
- 第1章:妊娠期
- 第2章:分娩期
- 第3章:産褥期
- 第4章:新生児期
読みやすい文章とイメージしやすく正確なイラスト付きになので教科書よりもスムーズに理解できるでしょう。
全体的にわかりやすく学べる
おすすめの1冊だよ!
病気がみえる vol10.産科
大人気シリーズの「病気がみえる」の産科バージョンです。
もうすでに持っている人も多いかもしれませんがわかりやすい文章とかわいいイラストで産科にまつわる知識を網羅的に学べる1冊です。
医師や看護師からも人気!
勉強が苦手な人は電子書籍版もおすすめ
助産師は看護師プラスαの資格であるため看護師よりも全体的に勉強の難易度が高めです。
そのため勉強が苦手な人や本を読むのが苦手な人は電子書籍を活用してみるのがおすすめです。
電子版だとスマホ感覚で読めるため同じ内容でも理解しやすいと感じるかもしれません。
また電子書籍は検索ですぐに知りたい情報にたどりつけるため勉強効率がアップします。
今は医学書や医学雑誌を取り扱う電子書籍サービスも多いため使う場面や好みによって上手に使い分けましょう。
\ 読書が苦手な人はこっちがおすすめ! /
まとめ
この記事では助産学生におすすめの参考書6選を紹介しました!
良い参考書を手に入れて知識や技術を身につけることはお母さんと赤ちゃんへのよりよいケアにつながります。
この記事を参考にあなたに合った参考書を見つけてみてください。
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