助産師になりたい、助産師に興味がある、これから助産師の資格を取ろうか迷っているみなさん!
このようなことは気になりませんか?
- 看護師と助産師の仕事内容は違うの?
- 産科でも看護師は働ける?
- 看護師よりも助産師の方が大変?
- 看護師と助産師のお給料は?
うめこも、看護師と助産師のちがいを知ったのは看護学生になってからで、それまではなんとなーく「赤ちゃんに多く関われそうだから助産師もとったほうがいいでしょ!」という感じで助産師を目指していました
今回は看護師と助産師のちがいについてまとめていきますので、みなさんの進路決定の参考になれたら幸いです
それではいきます!
看護師と助産師のちがい
そもそも、助産師ってみなさんご存知ですか?
妊娠出産経験がない方などは、助産師がどんな人かわからない人もいると思います
確かに、病院でも看護師と助産師は同じナース服を着ていることもあるので見た目ではわかりにくいかもしれません
なるべくわかりやすいように解説をしますので、助産師を知らないという方も安心して読んでくださいね。
仕事内容
助産師と看護師の1番のちがいは、助産師は助産行為ができて看護師はできないという点です
助産行為は具体的な定義がありませんが、これらは助産師のみができる行為です
- 内診(指で子宮口の開きや赤ちゃんの下降度を観察すること)
- 分娩の直接介助(赤ちゃんを取り上げたり臍帯や胎盤を娩出させること)
少し難しいですが、法律ではこのように看護師と助産師の定義がされています
「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。
保健師助産師看護師法 第5条
「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。
保健師助産師看護師法 第3条
産科のみの病棟ではそもそも助産師しか働けないというところもありますが、産科と婦人科の混合病棟のところでは、看護師と助産師が働いている場合もあります
そのような場合は、このように役割分担していることが多いです
看護師:バイタルサインの測定、点滴管理、褥婦の子宮復古状態の観察、医師の処置の介助、助産師のサポート
助産師:CTGモニターの装着、内診、分娩の直接介助、新生児のケア、乳房ケアの指導、授乳指導、沐浴指導
資格
それぞれの資格の違いについてみてみましょう!
看護師:看護師免許が必要
助産師:看護師免許と助産師免許が必要
助産師は、妊娠・出産・産後の女性のケアや保健指導、新生児のケア、育児支援について看護師よりも専門的な教育を受けている、お産の専門家です
看護師のプラスαの資格が助産師と考えるとわかりやすいと思います
助産師になるには様々なルートがありますが、看護師免許を取得してから、もしくは看護師養成課程をおえて看護師免許の取得見込みとなってから1年間かけて助産師免許を取得するための勉強をする必要があります
ちなみに…助産師には看護師にはない開業権があるのも特徴で、自分で助産院を開業して働く人もいます
働く場所
看護師と助産師では働く場所もちがってきます
看護師:外科・内科・小児科・精神科・救急センター・手術室などさまざまな領域で働いています
助産師:専門的な知識や技術をいかして産婦人科・NICUで働く人が多いです
助産師は看護師免許もあるので、中には自ら希望して看護師採用としてお産の現場以外で働いている人もいます
産科では助産師の採用が優先的になるので、妊娠・出産・産後のケアや新生児のケアに携わりたい方は助産師になることをおすすめします
給料
看護師と助産師の給料に差はあるのか、ということは多くの人が気になるポイントだと思いますが、これは病院によってさまざまです
給料に差がない病院もあれば、看護師よりも基本給が+数千円〜1万円程度高い病院もありました
また、助産師には分娩手当を出している病院もあったので求人を見てみてください!
興味があるなら助産師を目指してみて
今回は、看護師と助産師のちがいをまとめてみました!
- 妊婦さんや産婦さんのケアに興味がある
- 新生児に関わりたい
- 育児のスタートをサポートしたい
などなど、助産師に興味がある人はぜひ目指してみてくださいね😆
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