看護学生がバイトに採用されるには、いくつかのコツが必要です。
看護学生の実情を上手に伝えつつ自分をアピールできれば、希望のバイト先に採用されることも難しくありません。
この記事では、看護師であるわたしの経験談をふまえながら、看護学生がバイトに落ちる理由やバイトで採用されるコツについてご紹介します。
1回もバイトに落ちなかった
わたしのコツを伝授するよ!
看護学生がバイトに落ちる理由
看護学生がバイトに落ちる理由としては、主に以下の2つが考えられます。
看護学生は忙しいと思われている
看護学生のリアルな生活について知っている人はあまりいません。
そのため、ほとんどの人は看護学生に「普通の大学生より忙しいらしい」というイメージを持っておりバイトとして雇うのをためらいがちです。
- 長時間働けない
- あまりシフトに入れない
- 休みが多そう
- 実習とかですぐ辞めそう
雇う側の気持ちを考えてみると、あまり働けない人よりもたくさん働いてくれる人を選びたいのは当然だとわかるでしょう。
厳しいけどこれが現実…
これからバイト探しをしたい看護学生は「看護学生は忙しいと思われている」ことを念頭に行動していくことが大切です。
面接での伝え方が悪い
もし履歴書が通って面接までいけたとしても、面接で看護学生の忙しさをアピールしてしまうとバイトに落ちてしまうかもしれません。
看護学生が忙しいことは事実です。
しかし実際には低学年の間はバイトをできる余裕があったり、忙しいときとそうでないときの波が激しかったりします。
バイトの面接では、看護学生の悪い面だけを伝えすぎないように伝え方を工夫することが必要です。
雇う側にとってマイナスな情報は、自分からは言わない!
看護学生がバイトで採用されるためのコツ
看護学生がバイトで採用されるためにはいくつかのコツがあります。
バイトに応募する前に
要チェックだよ!
条件が合うバイト先を見つける
看護学生がバイトで採用されるために最も効果的なのは、条件が合うバイト先を見つけることです。
看護学生が採用されやすいバイトの条件としては、次のようなものがあります。
- 週1日からOK
- 週2,3日からOK
- 短時間勤務
- 自由シフト
人気チェーン店でのバイトに憧れる人は少なくありませんが、バイトに頼った運営がされがちです。
たくさんバイトに出れる人でないと、履歴書の作成が面接をどんなにがんばっても落ちる可能性が高いため、あまりおすすめできません。
バイトに落ちたくないならゆるい条件のバイトから応募してみるのが良いでしょう。
>>看護学生が働きやすいバイトについてはこちらで詳しく解説しています。
履歴書にマイナスな情報を書きすぎない
バイトに応募するには履歴書が必要です。
履歴書はマナーを守って指定された項目をしっかり書かなければいけません。
しかし勤務時間や働ける曜日などを詳細に書きすぎると、マイナスのイメージを持たれて面接までこぎつけない可能性があります。
例えば「週2回のみ」や「学業を優先に考えています」などは、雇う側からするとメリットがないと思われるため、書き方を工夫しましょう。
くわしいことは
面接で話せばOK!
- 週2回のみ出勤できます
▶️週2回以上は出勤できます - 学業を優先したいです
▶️学校がおわってから
18:00以降で出勤できます
履歴書は正しい情報を書きつつマイナスなイメージを持たれないように書き方を工夫することが大切です。
>>
働きたい気持ちを伝える
面接では、とにかく働きたい気持ちを伝えましょう。
熱意が伝われば多少働ける日数が少なくても採用してもらえる可能性があります。
私もこれで希望のバイト先に
採用されたよ!
特に学業にからめて働きたい気持ちを伝えると、好感度アップにもつながります。
- 小さい頃からずっとこのお店で働きたいと思っていました。
- できる限りバイトに時間を使いたいと思っています。
- アルバイトを通してさまざまな人と関わることは看護にも役立つと思っています。
- アルバイトすることで親の学費の負担を減らしたいと思っています。
また面接の前にいくつかのフレーズを考えておくと会話の中でスムーズに志望動機を伝えられます。
どのくらいシフトに入れるか素直に伝える
バイト先が最も心配しているのは「どのくらいバイトに入ってくれるか」です。
看護学生は忙しいというイメージを持たれがちなことを念頭に素直に答えるようにしましょう。
低学年のうちは授業が少なかったり放課後の時間もたくさん取れたりすることなどを伝えておくと、安心感を与えられておすすめです。
こんな感じで伝えるといいよ!
Q:どのくらいバイトに入れそうですか?
A:平日は週2回、土日はどちらも入れます。
看護学生でも低学年のうちは授業が少ないので、できるだけバイトにあてようと思っています。
平日はその日によって違うのですが、基本的には18:00から勤務できます。
授業が早くおわる日は、15:00ごろから働けることもあります。
バイトの面接では、バイトをすることで学業がおろそかにならないか心配されるケースもあります。
面接の前に学校の時間割をしっかりチェックしておくことも大切です。
先輩の経験談を伝える
バイト先に安心してもらうために、同じ看護学校に通っている先輩の経験談を伝えるのも良い方法です。
ここでもマイナスなことを
言いすぎないように注意!
看護学校に入学する前の人や入学したばかりの人は、わたしの経験談も参考にしてみてください。
プロフィール:4年制の看護大学で看護師・助産師を取得。
アルバイト歴:大学1年生からアルバイトを開始。大学2年生までは、平日は週3〜4回、土日はどちらか出勤。お昼から授業がはじまる日は、朝イチでシフトに入っていた。大学3年生の夏頃から長期実習がはじまったため、実習の間だけバイトをした。
看護学校では3年生から「領域実習」という約半年にわたって全ての領域をまわる実習があります。
ほとんどの人はバイトを辞めるか休みますが、なかには土日だけバイトしていた人もいました。
バイトの面接では、「3年生になると約半年くらいの実習があるので土日だけしか働けなくなるかもしれません」と伝えておけば良いでしょう。
>>看護学生が学業と両立するのにおすすめのバイトはこちらで紹介しています
看護学生のバイトに関してよくある質問
- 看護学生がバイトに落ちる理由は?
-
一般的に看護学生は忙しいというイメージがあり、あまりシフトに入れないと思われがちです。
また履歴書や面接で学業の忙しさを強調してしまうと、バイトに落ちることがあります。 - 看護学生におすすめのバイトは?
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看護学生には居酒屋、カフェ、イベントスタッフなどのバイトがおすすめです。
看護学生におすすめのアルバイトは別の記事で詳しく解説しています。
- 看護学生はバイトできないのは本当ですか?
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看護学生でもアルバイトすることはできます。
勉強と両立するにはバイト先の見極めが大切です。
学業との両立におすすめなバイトの条件はこちらで紹介しています。
まとめ
看護学生は忙しいというイメージを持たれがちですが、事前にしっかり準備をして伝え方を工夫すればバイトに落ちる可能性を下げられます。
この記事を参考に、ぜひアルバイトに応募してみてください。