- 初心者でも看護師がライターになれる?
- 初心者から看護師がライターになる方法は?
- 看護師ライターは稼げる?
「看護師をやめて違う仕事をしたいけど、全くスキルがない私には無理」と思っていませんか?
実は、全くスキルがなくても正しいやり方さえ守れれば、初心者でもライターの仕事はできます。
私も数年前までは普通の看護師でしたが、初心者からライターを始めて10日で1万円を稼ぐことができました。
- 初心者から看護師がライターになれる理由
- 看護師ライターになるための最初のステップ
- 初心者の看護師ライターが稼ぐ方法
- 看護師ライターにおすすめの書籍
そこで今回は、初心者から看護師ライターになるための必要なステップや、実際に稼ぐ方法をご紹介します。
実体験をふまえてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者でも看護師ライターになれる!
看護師ライターになるために、資格は不要です。
看護師の資格を持っていると、初心者でもライター仕事が見つけやすく、報酬もアップしやすくなるので、いいことばかりです。
また、看護師は学生のときから情報収集をするリサーチ力が鍛えられているため、ライターに向いているとも言えるでしょう。
看護師の専門性を活かした文章を求める声も多いため、コツコツと続けていければライターとして稼ぐことができます。
看護師ライターは稼げる仕事
看護師ライターは、すぐに看護師くらい稼げるわけではありません。
しかし、コツコツ続ければ、初心者でも看護師の手取りくらいまで稼ぐこともできます。
ここではライターの報酬について説明します。
ライターは文字単価や記事単価で報酬をもらう
ライターは、文字単価か記事単価で報酬をもらいます。
文字単価とは、1文字あたり〇〇円という計算で、書いた文字数によって報酬が決まります。
記事単価とは、文字数に関わらず1記事〇〇〇円と計算する方法です。
(例)文字単価0.5文字の案件で3,000文字書いた場合
1文字 0.5円×3000文字=1,500円
(例)記事単価1,500円の記事を書いた場合。
1記事1,500円×1記事=1,500円
どちらの形で報酬をもらえるかは、クライアントさん(お仕事をくれる方)によって異なります。
看護師の資格があると稼ぎやすい
全くの初心者ライターの場合、文字単価は0.5円~1円が平均です。
しかし、看護師の資格を持っているだけで、文字単価が2倍以上になることもあります。
文字単価 0.5円×3000文字=1,500円
文字単価2.0円×3000文字=6,000円
看護師の資格を持っているだけで高単価の案件をもらいやすいので、看護師は初心者でもライターで稼ぎやすいのです。
看護師の資格が必要とされるのは、美容クリニックや歯科医院のホームページにのせる記事などで、医学的な知見が必要となるものです。
- 看護師転職サイトでのブログ記事やコラム
- ヘルスケアに関する記事
- 医療・健康分野でのブログ記事
- クリニックなどの広告記事(LP)
- メルマガ
看護師の資格が必要な記事は、単価が高いだけでなく、看護師の知識を活かせるので、知らないことを調べる手間が少なく書きやすいというメリットもあります。
その他に、看護師の経験談を必要としている企業もあります。
- 看護師の夜勤のリアルを知りたい
- 看護師の本音を知りたい
- 看護師の間で話題になっていることが知りたい
実際に、「看護師さんの経験談を聞かせてください」という仕事がクラウドワークスで募集されていたこともありました。
全くスキルがない看護師さんでも稼ぎやすいのが、ライターの魅力です。
ライターの仕事には伸び代がある
看護師の仕事は給料の上がり幅が少なく、30代を越えると一般職の女性と給料が同じぐらいになると言われています。
一方、ライターは実力次第で単価を上げられる仕事です。
SEO対策の記事が書けたり、WordPressの入稿ができたり、より高度な業務ができるようになれば、単価を上げてもらえます。
検索エンジン最適化「Search Engine Optimization」の略称です。自分のサイトをGoogleなどの検索エンジンに、認識されやすいように最適化することです。
サイトやブログが簡単に作成できるコンテンツ管理システムです。プログラミングの知識がなくても、サイト管理や記事投稿ができます。
病院やクリニックでの仕事にやりがいを感じずらく、自分で何かの仕事をしてみたいという看護師さんにはライターがぴったりです。
ほかにも、看護師のように夜勤がなく体力的に疲れにくかったり、命に関わる仕事をする精神的な負担がなかったりするなど、ライターの仕事にはメリットがたくさんあります。
初心者の看護師がライターになるための3ステップ
初心者の看護師さんは、まずはクラウドソーシングサイトに登録をして探すのがおすすめです。
ここでは、看護師がライターになるための具体的なステップをお伝えします。
クラウドソーシングサイトに登録
ライターになるために特別な資格は必要ありません。
文章は書いていくうちに上達するので、まずはクラウドソーシングサイトに登録して、仕事に応募してみましょう。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したいクライアントと仕事を受注したい個人がマッチングできるサイトのことです。
わかりやすく言えば、ウェブ上での仕事を探す求人サイトと表現できるかもしれません。
日本にはさまざまなクラウドソーシングサイトがありますが、初心者さんには、クラウドワークスやランサーズがおすすめです。
クラウドソーシングには、報酬の仮払い制度があるため、安心して仕事を受けられます。
どのような仕事があるのかを見るために、まずは登録をしてみましょう。
サイトの登録ができたら、必ずプロフィールを入力してください。
せっかくお仕事に応募しても、プロフィールが整っていないと不信感を与えてしまうため採用につながりません。
看護師の資格を持っていることはもちろん、これまで経験した領域や業務などをできるだけ詳しく書いておきましょう。
案件を探してみる
ある程度プロフィールが整ったら、案件を探します。
クラウドワークスには、口コミやアンケートなどの簡単な仕事も多くあるので、初心者さんは短時間でできる「タスク形式」の仕事に応募してみるといいでしょう。
ただ、簡単な仕事は低単価なことが多いため、長く続けていても大きく稼げません。
タスク形式に応募するのは2〜3件までにして、慣れてきたら単価が上がる仕事にも応募してみましょう。
気になる案件に応募する
クラウドワークスでは、気になる案件があったら希望の契約条件を設定してメッセージとともに応募します。
メッセージには、自分をアピールできる情報やスキル、経歴を書きましょう。
- ご挨拶
- 応募した理由
- 名前
- これまでの経歴
- 自己PR
- 保有資格(看護師国家資格など)
- 稼働できる時間帯
- 過去の実績
募集の文章に質問が書いてある場合は、質問の回答も忘れずメッセージに記載しましょう。
業務内容や報酬については、あらかじめ提示されている場合と、提案や見積もりを希望される場合とがあります。
お互いが契約の条件に同意できると契約締結です。
クライアントから仮払いが行われたのを確認できたら、さっそく仕事を始めましょう。
書いた記事に満足してもらえると、継続の依頼が受けられることもあります。
ただし、もし継続の依頼がもらえなったとしても、実績となって次の仕事につながることもあるので、諦めずに続けてみましょう。
看護師はライターに向いている!
看護師は看護学生のときから情報収集力を鍛えられているので、ライターに向いています。
ライターの仕事では、ネットや書籍などの情報を取捨選択して整理し、わかりやすく書くスキルが求められます。
実際に、ライターの仕事内容の9割以上は「情報収集」と言われているほどです。
また、ライターには基礎的なパソコンスキルが必要ですが、看護師は日常的にパソコンを使って患者さんの状態を記録しているため操作に慣れています。
看護師の仕事で培った情報収集力やパソコン操作能力は、ライターの仕事においても重要なスキルとなります。
初心者ライターさんにおすすめの書籍
初心者さんの中には、お仕事に応募する前に何か勉強をしておきたいという人もいるでしょう。
そこで、ここでは初心者ライターさんにおすすめの本を3つ紹介します。
新しい文章力の教室
これからライターを始めたい人が、まず最初に読むのにおすすめの本です。
「完読される文章」を目指した書き方の基礎が学べます。
文章を書く前の準備の仕方や、良い文章と悪い文章の例を見比べながら、改善ポイントがわかりやすく説明されています。
実際に文章を書くときに役立つ、参考書のような一冊です。
バナナの魅力を100文字で伝えてください
伝える技術ではなく、伝わる技術が学べる本です。
話すとき、文章を書くとき、相手に伝わるようにするには、相手ベースで伝える必要があります。
相手に伝わる方法をわかりやすく、具体的な例をあげて教えてくれています。
一度だけではなく何度も読み返すことで、より伝わりやすく魅力的な文章が書けるようになるでしょう。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
文章の書き方についての基本が語られている本です。
特に「話し言葉」を「書き言葉」に変換する方法が、具体例とともにわかりやすく示されています。
文章を書くための心構えや、文章で感情を正確に表現する方法などが学べます。
文章が苦手な人はもちろん、得意とする人にも新たな気づきが得られる一冊です。
スキマ時間の読書から始めてみるのもおすすめ
ここまでは、初心者の看護師さんがライターとして稼ぐための方法についてご紹介しました。
新しいことを始めるのには勇気がいるかもしれませんが、ライターは初心者でも始めやすいお仕事です。
しかし、看護師の仕事だけをしてきた方は書くことに苦手意識があったり、そもそも日々の仕事や家事に忙しくライターに挑戦する時間がない人もいるでしょう。
そんな方は、まずスキマ時間の読書から始めてみるのもおすすめです。
たくさん本を読むことで、必然的にわかりやすい文章の書き方がわかるようになり、表現の引き出しが増えます。
紙の本でもいいですが、忙しい看護師さんには、いつでもスマホから読める電子書籍がおすすめです。
お昼休憩のちょっとした時間や寝つけない仮眠時間、通勤時間などに、ちょっとした読書から始めてみてください。
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